
働き方改革やテレワークの普及によって、多くのビジネスパーソンが「自宅でいかに集中できる環境をつくるか」という課題に直面しています。長時間の座り作業による腰痛や肩こり、集中力の低下は、生産性を大きく左右する問題です。こうした背景から、リラクゼーションと集中を両立できるワークスペース製品への注目が高まっています。
そんな中、累計出荷11万台超のチェアシリーズや1.5万台のデスクシリーズで知られる株式会社COFOが、4年ぶりの新作デスク「COFO Desk Studio」を発表しました。先行予約開始からわずか10日で1億円を突破する反響を呼んでいます。
本記事では、株式会社COFOの事業内容や資金調達動向、市場規模などを詳しく紹介します。
事業内容:COFO Desk Studioで実現する「自分空間」
株式会社COFOは、「手の届く価格の、珠玉の自分空間づくり」をミッションに掲げ、リラクゼーションとワークスペースの垣根を越えた製品開発に取り組んでいます。
同社の代表的なプロダクトが、2026年8月25日に先行予約販売を開始した昇降式デスク「COFO Desk Studio」です。

拡張性の高い設計と天然木の質感
COFO Desk Studioは、120cm・140cm・160cm・180cmの4サイズ、天板4色・脚2色から選べる電動昇降デスクです。最大の特徴は、天板裏の全面スチール仕上げに加え、新たに搭載された「レール」構造にあります。軽量なものはマグネットで自由に配置し、重量のあるアイテムはレールに固定できるため、ケーブルや周辺機器をすっきり整理できます。穴開けや両面テープを使わずに配置を何度でも試せる点は、ガジェット好きのユーザーから高く支持されています。
天板のナチュラルとダークブラウンには天然木を採用。木の道管を残すオープン仕上げのウレタン塗装を施すことで、自然な手触りと、使い込むほど深まる風合いを実現しました。
集中と健康を支えるポモドーロタイマー機能
本製品の差別化ポイントは、業界でも珍しいデスク一体型「ポモドーロタイマー」の搭載です。作業時間とラウンド数を操作パネルで設定すれば、作業と休憩の切り替えをバイブレーションで通知。スマホアプリを起動する必要がなく、集中を妨げません。加えて、スタンディング時間を計測・可視化するヘルスケア機能も備え、座りすぎ防止をサポートします。
操作パネルには犬・猫から選べるアバターが搭載され、活動に応じてリアルタイムに反応する遊び心も。道具として愛着を育てられる設計です。定価はマットカラーが124,980円から、天然木モデルが149,980円からで、先行予約では最大35%OFFの81,280円から購入可能。
集中して働きたい在宅ワーカーやクリエイター、健康を意識するビジネスパーソンに最適な一台となっています。
資金調達:先行予約1億円突破が示す市場からの支持
株式会社COFOに関して、ベンチャーキャピタル等からの外部資金調達の情報は公開されていません。一方で、自社ECサイトおよびクラウドファンディング「Makuake」を活用した先行予約販売により、着実に資金と顧客基盤を築き上げてきた企業でもあります。

創業からのあゆみ
同社の前身であるFOS株式会社は、2016年に千葉県山武市で創業されました。開発責任者がコタツ机と座椅子で作業していた際に腰を痛めた経験が、リラクゼーションブランド出身のプロダクトデザイナーとの協業によるプロダクト開発の原点となっています。第一号商品は「ネックマッサージャー」で、2020年のMakuakeにおいて同カテゴリー歴代1位の先行予約を記録しました。
その後、2022年にCOFOチェアシリーズ、2023年にはCOFOデスクシリーズを投入。2024年5月にはブランド名と社名を統一し、「株式会社COFO」へと商号変更しました。現在は代表取締役社長の江沢弘輝氏、CEO兼開発責任者の吉良優杜氏を中心に、2025年3月には丹野祥子氏がCOOに就任するなど、経営体制の強化も進んでいます。
直近のマイルストーン
COFO Desk Studioは2026年8月25日の先行予約開始から9月4日時点で総額1億円を突破。1億円達成を記念して、9月15日より新作アクセサリー「COFO Desk マット」の先行予約もスタートしました。
過去には「COFO無重力モニターアームPro」が2024年度グッドデザイン賞を受賞し、COFO Chair Pro 2はMakuakeの2025年年間応援購入総額ランキング第3位を獲得。BtoB市場でもCOFO Chairシリーズは全国1,300社超に導入されるなど、着実に事業規模を拡大しています。

市場規模:拡大が続くフレキシブルワークスペース市場
COFO Desk Studioが属するワークスペース関連市場は、世界的にも国内的にも急成長のフェーズにあります。
世界市場:年平均15.7%で成長
世界のコワーキングスペース市場規模は、2025年に232億4,000万米ドルと推定され、2030年には879億3,000万米ドルにまで拡大すると予測されています。年平均成長率(CAGR)は15.94%と、極めて高い伸びが見込まれる領域です。
米国では都市中心部でコワーキング環境への需要が36%増加し、企業の65%がハイブリッドワークスペースを選好するなど、働き方の多様化が市場を牽引しています。

国内市場:コロナ禍前後で約4倍に
日本能率協会総合研究所によると、2026年度の国内フレキシブルオフィス市場規模は約2,300億円に達する見込みで、2020年度実績の800億円から4倍近い成長が予測されています。個人向けのホームオフィス製品市場もこれに連動して拡大しており、テレワーク定着による在宅ワークスペースへの投資意欲は依然として旺盛です。
COFOのポジショニング
こうした市場環境の中、COFOはウェルビーイングとワークパフォーマンス双方に訴求できる稀有なブランドです。リラクゼーション製品の開発思想をワークスペース領域に持ち込み、集中と健康を両立させる製品設計は、単なる家具メーカーとは一線を画します。累計11万台超のチェア出荷実績と1,300社超のBtoB導入実績を背景に、個人・法人双方の需要を取り込める強固なポジションを築いています。
会社概要
- 会社名:株式会社COFO
- 所在地:千葉県山武市(登記本社)
- 設立年月日:2016年(2024年5月1日に「FOS株式会社」から「株式会社COFO」へ商号変更)
- 代表者名:代表取締役社長 江沢 弘輝
- 公式HP:https://cofo.jp/
まとめ
株式会社COFOは、リラクゼーション製品の開発ノウハウをワークスペース領域に展開し、集中・健康・愛着という3つの価値を統合した独自のプロダクトを生み出しています。COFO Desk Studioは、天然木の質感やポモドーロタイマー、拡張性の高い収納設計など、細部までこだわり抜かれた設計思想が反映された製品であり、先行予約1億円突破という実績はその価値が市場に認められた証といえるでしょう。
フレキシブルワークスペース市場が世界的に拡大を続ける中、「手の届く価格の、珠玉の自分空間づくり」を掲げるCOFOの今後の展開は、在宅ワーカーだけでなく企業のオフィス環境整備にも大きな影響を与える可能性があります。これからの成長にもぜひ注目してみてください。
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