最終更新日 26/07/17
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【ポールトゥウィン株式会社】「Stepjob」介護×外国人材マッチングの最前線

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(引用:PR TIMES

日本の介護業界の人手不足は、かつてないほど深刻な状況です。
2024年時点で介護サービス職種の有効求人倍率は3.84倍。全職種平均の1.13倍を大きく上回る「超売り手市場」となっています。国内の労働力だけでは需要を賄いきれず、外国人介護人材の受け入れが加速する一方、現場には「採用のノウハウがない」「言語や生活面のサポートに不安がある」といった課題も山積しています。

こうした状況下で注目を集めているのが、外国人人材紹介サービス「Stepjob」を運営するポールトゥウィン株式会社です。留学生と介護事業者をつなぐプラットフォームとして存在感を高めています。本記事では、同社の事業内容や資金調達動向、市場規模などを詳しく紹介します。

事業内容:外国人人材紹介プラットフォーム「Stepjob」

ポールトゥウィン株式会社が展開する「Stepjob」は、日本で働きたい外国人求職者と、外国人採用を検討する企業をつなぐマッチングサービスです。医療・介護分野に強みを持ち、13年以上の外国人人材紹介実績と、医療・介護分野への紹介実績1,000名超を誇ります。

(引用:公式ホームページ

サービスの仕組みとサポート体制

Stepjobでは、企業へのヒアリングをもとに求人票を作成し、国内外の外国人求職者へ募集をかけます。登録者だけでなく、現地送り出し機関や日本語学校、専門学校とのネットワークを通じて求人情報を広く拡散できる点が特長です。キャリアアドバイザーが事前面談で日本語レベルやミスマッチを確認し、面接時には必要に応じて通訳も手配。内定後は労働契約締結、ビザ申請、住居や生活インフラの整備まで一気通貫でフォローする体制を整えています。

独自の強みと差別化ポイント

(引用:公式ホームページ

Stepjobの独自性は、「業界初」とされる簡易マッチングシステムにあります。Web面談設定や請求書のPDFダウンロードまでシステム内で完結。内定後の外国人スタッフ向けには、日本での生活ルールやビジネスマナーを解説したアニメーション動画を約200時間以上用意し、言語の壁を越えた学習支援を提供しています。さらに「補助金・助成金自動診断システム」により、企業は自社に合った制度を無料で診断・申請できます。

料金体系とターゲット

料金モデルは成果報酬型で、求職者はもちろん無料、企業も人材検索・マッチング・面接から内定を出すまで一切費用がかかりません。導入コストを抑えたい中小介護事業者や、外国人採用に初めて取り組む企業に特に向いたサービスといえるでしょう。2025年10月には多言語ライフサポートプラットフォーム「JAPAN LIFE PORTAL」も開設し、「採用から生活まで」を一貫して支援する体制を強化しました。

資金調達:東証プライム上場グループの安定基盤

ポールトゥウィン株式会社は、東証プライム市場に上場するPTWホールディングス傘下の完全子会社であり、独自の外部資金調達は公表されていません。ここでは経営陣の背景と事業拡大戦略を紹介します。

創業と成長の歩み

ポールトゥウィンは1994年、日本初のゲームデバッグ専門企業として愛知県名古屋市で創業されました。創業から5年で800%の成長率を達成し、ゲームデバッグ・ソフトウェアテスト・ネットサポート事業を軸に成長を続けます。2022年2月にはグループ会社の「ピットクルー」と「クアーズ」を吸収合併し、ゲーム業界だけでなくEC業界などへも事業領域を拡大しました。

経営体制の刷新

2026年2月、代表取締役COOであった志村和昭氏が代表取締役CEOに就任しました。志村氏は2001年にポールトゥウィンへ入社し、テスターからキャリアをスタート。ピットクルーの代表取締役社長を経て、2024年に代表取締役COOに就任した、たたき上げの経営者です。

Stepjob事業を牽引するのは、事業部長の行平澄子氏。大手金融機関や出版社での法人営業を経験した後、東南アジア滞在中に日本語教育に触れ、異文化理解を深めた経歴を持ちます。帰国後にPTWグループへ参画し、Stepjobの立ち上げから現在の総合サービス化までを主導してきました。

現在の事業拡大戦略

近年は特定技能制度を活用した介護人材の採用支援に注力しており、2026年2月には「CareTEX 東京’26」に出展。訪問介護解禁を見据えたセミナーを開催するなど、市場変化に機敏に対応しています。2025年にはビジネス映像メディア「PIVOT」と連携し、認知拡大にも取り組んでいます。

市場規模:拡大する介護×外国人材市場

国内介護人材の需給ギャップ

(引用:厚生労働省

厚生労働省の推計によると、必要となる介護職員数は2026年度に約240万人(2019年度比+約25万人)、2040年度には約272万人(同+約57万人)に達する見込みです。しかし国内の労働人口は減少局面にあり、需給ギャップは年々広がっています。

外国人介護人材市場の急拡大

2024年12月時点で、44,000人以上の外国人材が介護業界で就労しており、その数は右肩上がりに増加しています。日本全国で働く外国人労働者は約204万人(令和5年10月時点)、雇用事業所数は約31万所に上り、前年比で約20万人・約1万9千所の増加を記録しました。

2025年度からは、これまで制限されていた訪問介護にも特定技能外国人が従事できるようになる見通しです。政府による特定技能制度の運用改善やEPAを通じた受け入れ枠拡大など、制度面での後押しも強まっており、外国人介護人材市場は今後さらに拡大するとみられます。

Stepjobのポジション

こうした市場環境の中、Stepjobは介護分野に特化した実績と、プラットフォーム+エージェント+生活支援を一体化した総合サービスとして独自のポジションを築いています。競合にはマイナビグローバルやONODERA USER RUN、ウィルオブ・ワークなどが挙げられますが、成果報酬型で導入ハードルが低く、仙台市の「留学生マッチング支援事業」を受託するなど自治体連携にも展開している点は、Stepjob独自の強みです。

会社概要

  • 会社名:ポールトゥウィン株式会社
  • 所在地:東京都豊島区東池袋一丁目34番5号 池袋アエールビル
  • 設立年月日:1994年1月20日(有限会社として設立、1997年10月に株式会社へ改組)
  • 代表者名:代表取締役CEO 志村 和昭
  • 公式HP:https://www.ptw.inc/

まとめ

日本の介護業界は、国内労働力だけでは支えきれない構造的な人材不足に直面しており、外国人材の活用が不可欠となっています。ポールトゥウィン株式会社が運営する「Stepjob」は、13年以上の実績と独自のプラットフォーム、そして採用後の生活支援まで一気通貫で提供する仕組みで、介護事業者と留学生の双方にとって心強い存在となっています。

自治体との連携事業や「JAPAN LIFE PORTAL」の開設など、外国人材が日本で安心して働き暮らせる社会づくりへの取り組みは、単なる人材紹介の枠を超えた社会的意義を持ちます。訪問介護への特定技能解禁を控え、Stepjobの活躍の場は今後さらに広がっていくはずです。

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